2008年10月13日

地の皮膚、空の網

道空
大地はアスファルトの皮膚を纏い、空には網の目が張り巡らされている。
 アスファルトを剥がすとこのあたりは砂浜だ。海はすでに消えてしまったが、このすぐそばに貝塚がある。海は時間の走水。
 日本の空は電線で分割されている。都市ばかりとは限らない。郊外でも、田舎でも。ばらばらに砕けた空が頭上に張り付いている。
 大地の皮膚と、頭上の網の目の挟まれて私たちは生きている。皮膚と網の目が崩れても、都市がどうなろうとも、光は地表を照らし出すんだろうな。
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posted by 黒川芳朱 at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 写メー人日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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