久しぶりに会う人、初めて会う人、在校生、何人かと談笑し、90分ほどでPLAN-Bに向かう。
PLAN-Bでは今井和雄さんと田中泯さんのデュオの公演がある。田中泯さんとも私は創形で出会ったのだが、それから30数年立つことになる。
今井和雄さんはギタリストだが、ギターだけではなく様々なものを楽器として使う。ボールのような食器にゴムを張ったものや、水、板などを弾いたり叩いたりして演奏する。楽器として作られているものではないので、音を出すこと自体が身体的なパフォーマンスとして見えてくる。そんなわけで、泯さんより今井さんを見る瞬間が何度かあった。
公演はデュオといいながら2人が相手を目で確認するわけではなく、音や気配やエネルギーで確認しながら、即興的に進行していくさまがスリリングだった。この広さ、音の響き、二人の演者の間に通うものが見えるような距離感、PLAN-Bならではの公演だった。
踊りの終わったあとに、出演者と残った観客とスタッフが歓談。泯さんが育てた大根がうまい。
2月のダンス白州の下見に来月行くことを約束して帰宅。