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ありゃりゃ、携帯カメラのシャッターずれで、「パチンコ大回転祭」が「チンコ回転祭」になっちゃった。
パチンコ屋の電飾モニター看板に、パチンコの宣伝のあとにオウムの指名手配の3人の顔が現れる。千葉県警の告知だ。パチンコ屋とオウムと県警の組み合わせがジャストフィットなので唸った。
パチンコのひとつ「ミニスカポリス2」というのも画面に現れた。ポリスだぜ。最近のパチンコってミニスカだの北斗の拳だのと、アニメっぽく、おたくっぽく、オウムっぽい。
それはさておき、オウムの爆弾娘菊池直子とパチンコ屋らしい映像を対比しようと携帯を構え、シャッターチャンスをねらっていた。「パチンコ/大回転祭」という文字が出た。これだっと思い、シャッターを押した。撮った画面を見ると、文字は左にクロールして「パ」と「大」がフレームアウトし「チンコ/回転祭」になっていた。でも、どっちがシャッターチャンスだったのかな。こっちのほうが明らかに面白い。
デジカメという新しいメディアの登場で、シャッターのタイミングのズレという問題が浮かび上がってきた。このズレはやがて解消するだろうが、最先端の機器が古いカメラでは解消されていた問題をあぶり出してしまったことになる。
携帯電話の音のズレもある。話している相手が同じテレビ番組を見ていると、携帯の向うから少し遅れたテレビの音声が聞こえてくる。
そういえばここ数回、いろいろな意味でズレについて書いていることに気づく。翻訳ソフトの日本語と英語のズレ、YOSAKOIの伝統と現代のズレ、そして携帯カメラのシャッターのタイミングズレと携帯電話の音のズレ。
われわれは様々なズレをとおして、ものを認識し感じ受け入れている。そう考えると現実というのはゴーストいっぱいのテレビ画面のようなものといえるのだろうか。
「確かにいえることは、確かなものは何もない」なんてね。
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